どのスポーツにおいても言えることですが、競技に関わる用具、野球で例えるとボール・ グラブ・バット等は競技者にとって大変重要です。しかしながら、競技を行う場所の事となると、問題を感じつつも改善されていないケースを多く見かけます。
私が生活している静岡の野球環境を例に挙げますと、強弱はありますが年間平均114日雨が降ります。更に冬のオフシーズンを合わせるとグラウンドで練習する日数は限られてきます。指導される方々の「雨が降ってしまうと1〜2日間は練習が出来ない。」という声は何度も耳にする機会があります。
「限られた時間の中で、いかにグラウンドを上手く使うか」この疑問に対するご提案をさせて頂く事、またそうした考え方を総称して「整備道」と呼ばせて頂いております。皆様には用具だけでなく、同時にプレーするグラウンドのことも真剣に考えてほしい!!というのが、私達の願いです。
当たり前のことですが『自分たちが整備をしたグラウンドで練習、試合をする』ということ、これが大切なのです。これまで、多くの現場に出入りさせていただいておりますが、グラウンドや道具を大切にしている部活は挨拶や礼儀がしっかり出来ている様に感じます。